最近思うことですが
昔ながらの名前・品種がわかりやすい・・・
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本日はディスカスにスポットを少しあててみようかと思います
日本のアクアリウム界にディスカスが登場したのは
20年以上も前のことで元祖はUSAから渡来した淡い水色を呈したパウダーディスカスだと云われてます。
アメリカでの有名なブリーダーの一人にジャック・ワットレイ氏、
西ドイツ ベルント・デーゲン氏
その後、国内にも功績を残された有名な方々が現れました
十数年前、神戸でジャパンペットフェアーが盛大に開催された際、
当時某メーカー営業の方のはからいを頂き
あの憧れだったジャック・ワットレイ氏(偶然来日中)とツーショット撮影にこぎつけた記憶が今思い出されました。
(当時はまだデジカメ普及率も低く、まさにネガ写真であり、引っ越しの際どこに保管してるかいまだに思い出せない:この場でお見せできないのが残念です)
東南アジアからレッドロイヤルブルー、コバルトブルーターコイズ、ブリリアントターコイズ・・・
国内にも大量に輸入されることになりました
国内でディスカスブームに火がついていた頃、
業界に激震が!
全身が真っ黒、白い粘液をかぶり、鰭をたたみ水槽の隅に集まって静止する症状
そうです!ディスカス病(シクリッド特有)と恐れられた疾病で感染ルート・原因も不明で国内では大騒ぎとなりました
私はまだ当時学生上がりで色々なアクア関係の書物を日々読み漁り、ジャンヌを問わず猛勉強していたころでした
諸説いろいろとある中、
試行錯誤で治療に専念しましたが、これといった特攻薬もなく困り果ててました。
原塩を大量に投入したり・・・
ホルマリン(当時は使用可能)やマゾテンを投入したり・・・
オゾンや当時高価だった殺菌筒、RO浄水器なんかも導入したものです。
結局、低PH(5.0~6.0)飼育水を維持することで症状が軽減された、または発症予防に大きな効果があったと振り返ります
今ではほとんどこのディスカス病に出会ったことはありません
私は物事を簡単に、お魚の飼育も可能な限り簡単に出来るような方法を探究しています。
物事を誰かに伝えるのに
1.Easy → Easy
2.Difficult → Difficult
3.Difficult → Easy
4.Easy → Difficult
※Easy:簡単なこと Difficult:難しいこと
その伝え方として
4.が一番"たちが悪い""お気の毒"と考えます。
ディスカスの飼育にいたっても同様のことが言えるわけで
お客様との会話で"ディスカス飼育は難しい"とよく耳にしますが、
当店店頭での通常管理(通常鑑賞目的)からすると
いたって簡単です(何でもそうですが、最低限の条件・ルールは知った上ですよ)
ちなみに管理水槽の条件
・上部ろ過器(白マット、リングろ過材)
・テトラスポンジろ過器(または水作投げ込み式併設)
・保温器具(水温28~30度設定)
・底砂無し(底面の汚れを取り出しやすい)
・飼育水(水道水ベース:カルキ抜き または、カーボン浄水器)
・水換え頻度(週1~2回:全水量の1/2~1/3)
・その他(特別なPH調整無し)
飼育方法においては、毎日換水す方法などと色々とあるようですが、
自分のおかれてる環境下でどれだけ趣味に時間を差し出せるか・・・
私は先術方法で十分に管理でき、お魚の美しさを引き出せてます。
詳細はまたご来店の時にでもご説明させていただきますよ^^
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書き出しの"昔ながらの名前が・・・"ですが
本当に色々な改良品種ディスカスネーミングありましたね(笑
わかりやすい昔ながらの品種を個人的には評価しています。
特に東南アジアからの改良品種ディスカス!多過ぎでした!
"名前つけた者勝ち"感があったのかもしれませんね。
数年前のアジアアロワナ業界、
昨今のめだか業界を刷り合わせて考えてしまうのは私だけでしょうか
私は、
ブルー系、赤系、その他、3つの大別で考えるようにしてます。
店頭では一応仕入れたときのネーミングを正確に表示ご案内させて頂いてます。
それでは最後に
ただ今当店在庫の男前ディスカス一部をご紹介させて頂きます。

ブリリアントターコイズディスカス(ブルー系)
全長:13~15cm

レッドダイヤモンドディスカス(レッド系)
全長:11~12cm
給餌はハンバーグメインです。
プリプリマッチョで状態良好です♪
あなたも"熱帯魚の王様"と呼ばれるディスカス飼育してみませんか?